ある日、世田谷のはじっこで1人の成年が 小さな小さな町の薬局を開きました
前年の関東大震災で、まだまだ東京も大変な時期でした。
年号も昭和に移り、堅実で庶民のパワーみなぎる東京で、 コツコツと健康作りに頑張っていました。
その後日本も戦争を経験し、代田橋も焼け野原 新宿まで見通せたほどでした。
小さな日本が大きく成長し、世界に羽ばたいていく中 薬局は小さいままでしたが、お客様との繋がりは 大きく広がり、日本中へ宅急便のお世話になるまでになりました。
考えてみれば今年で88年目、娘夫婦を経て三代です;
縁起の良い年にあやかって小さいけれど大きな実になる お話をお届けしていきたいと思います。